わからない・・・・・だから面白い！

株式会社名古屋精密金型

プラスチック製品の中でも、特に自動車のヘッドランプやテールランプは、デジタル×職人の技術を融合するチーム力が品質を左右します。 名古屋精密金型は約50年に渡り、各時代に合ったコンテンツを開拓しながら実績と信頼を積み重ね、その稀有な技術を伝承し続けています。 他拠点：熊本工場・宮崎工場・べトナム工場（ハノイ）

たい焼きづくりをイメージしてみてください。魚のカタチをした鉄の型に、小麦粉を水でといたタネを流し入れ焼き上げると、同じカタチのたい焼きが何個もできますよね？金型を使ったモノづくりも、同じです。凸凹の型を組み合わせ、その間にとけたプラスチックを流し込んで冷やし固めて取り出す。この方法で、同じものを大量に作り出します。

金型製造、特に自動車ランプ用金型でたしかな実績を持つ会社なので、一流の技術者から「手に職」が学べます。自然豊かな東浦で、ベトナム人技術者との交流も楽しいです。敷地内に独身寮も完備してます。

製品の大量生産は、金型次第で品質やコストが大きく変わります。金型技術そのものがお客さまから信頼されると、また次の受注につながります。ただし開発は年に何度かしかありませんので、型メーカーはメンテナンス等で量産を支えつつ、合間を繋いでいくことが大切ですね。

お客様から頂く製品データから、その形状を生み出す金型を3Dで設計し、デジタル化していきます。成形時のトライ＆エラーを積み重ねながら次に活かす。まさに経験がモノをいう、とても奥深いお仕事です

マシニングと呼ばれる加工機で鉄を削るため、CAM工程でシミュレーションを繰り返し、最適ツールと加工軌跡を作り上げます。加工のAIデータを作成するこの工程は、切削品質のイノチです！

データを元に金属の材料を機械で削ります。加工精度は何と、髪の毛一本の厚み以下なんです！何百キロもある鉄の塊りを寸分違わずセットする技術は、もはや究極の”匠の技”と言えるでしょう

どんなに精度の良い加工部品でも、プラスチックを成形するためには職人による合わせや磨きが不可欠です。実はこの最終工程にこそ、ニッポンの技術、デジタルと職人技術の融合ノウハウが詰まっています。